ウォッチメーカー The Cold Moon
ジェフリー・ディーヴァー著 2006
キャサリン・ダンス初登場
以前ダンスの外見などを、今後シリーズを読む上で参考になるかと書き留めた。
初期の本はもっと詳しく書いてあるのではないかと、初登場のウォッチメーカーを読み返してみたところ、経歴から外見、旦那さんの名前まで実に詳しく描写されていた。
(そう考えるとライムはそこまでハッキリ書いてない気がするが、単に覚えていないだけかもしれない)
経歴:
大学卒業後、記者となる。
やがて事件記者となり弁護士や陪審員を観察しているうちに、その人を見て、話を聞けば嘘か真実を言っているのがたちどころにわかるという、自身の才能に気づく。
記者時代にFBI捜査官であるウィリアム・スウェンソンと知り合い、結婚する。
記者に飽きて転職を決意したキャサリンは、カリフォルニア大学サンタクルズ校心理コミュニケーション学科の修士号を取得。
その後、陪審員選択コンサルティング事務所を開き大きな利益をあげる。
しかし6年後、再び進路変更を決めた彼女は、サクラメントにあるカリフォルニア州捜査局(CBI)のトレーニングアカデミーの学生となり、警察官となった。
外見:
身長165センチ。暗めの金髪をフレンチブレードに結い、流行最先端の靴を履いている。瞳は緑色。
その他:
30代。12歳の息子ウェスと10歳の娘マギーがいる。
扇動者でも子供たちの年齢は同じだったこと、ウォッチメーカーでリンカーンとは初対面、扇動者でリンカーンとアメリアにもらった腕時計を付けていることから、時系列はウォッチメーカー→(1年以内)扇動者という流れらしい。
著作自体は10年間が空いているが、話自体はギュッと詰めているらしい。
その他2:
来年のクリスマス休暇には、子供たちをニューヨークへ連れてきたいと考えていたが、実行したんだろうか。
--ウィリアム・スウェンソン(夫)
2年半前に交通事故で死亡。
ダンスと知り合ったときは、FBIサンノゼ支局の捜査官。